2024年2月のVCD勉強会を開催した。

[ Visual ] ビジュアライゼーションの研究 (1)

ビジュアルはどうやって考えればいいのか、どうすればデザインできるようになるのか、について考える。今回はその経緯と現段階での仮説を発表した。切っ掛けは、ここ最近の生成AI研究と、メンバーにビジュアルのアドバイスを行っているときにふと思ったことだった。

バナーデザイン習作の例
バナーのビジュアル制作で、やりかたを知れば見た目はぐっと良くなっていくけれど…

ここ10年くらいでビジュアル制作における手法、特にこうすれば見栄えが良くなるといった情報が様々なメディアで公開されるようになったように感じる。学生や新人だった90年代はまだそういった書籍などもほとんど無く、インターネット黎明期の90年代後半〜2000年以降のブログ時代でも、そういった情報はネットに公開する人はいなかった。

ビジュアルデザインを読み書きする情報が広がり、できる人が増えるのは良いことだと思うが、そういった表面的なテクニックだけが広まって、だれもが同じ道具を使い、同じやり方で、誰かが考えた『ある正解』に向かおうとするビジュアルも大量生産されているのではないだろうか。それはいつでもAIに学習させることができるのではないだろうか。

ビジュアルデザインが、単なるビジュアル制作となっていないだろうか。何をビジュアライズするのか、造形や表現というところにフォーカスして考察してみたい。

改めて表現と造形とはなにかを定義し、エクササイズを考えた

[ Perspective ] セルフブランディングの研究(1)

2つ目の話題は、セルフブランディング。就活中のメンバーもいるので、何かのヒントになればと思い取り上げた。

アイデンティティと、ブランドと、ブランディングの関係について話した
自分を客観的に捉えるためのツールも紹介

[ Method ] ピクトグラム制作

今回も時間が足りず、次回に持ち越しました。

MacのUSB-Cポートが足りずiPadの画面を共有できなかったのでちょうど良かった。MacBook Proにモニタ2台、マイク、Webカメラで全部塞がってしまっている。Ankerのドッキングステーションに刺しても認識しなかったので、次回は別のUSBハブを使ってみようと思う。

[ その他 ] Adobeライセンス

AdobeCCのライセンス料が値上がりしたことが話題に。今となっては値段分の価値を発揮しているかはわからないが、起動する回数が減っていたり、用途が限定的になっているのは事実。

ラボ関連(次回に向けて)

再来週、インタビューの設計が終わっていないので続きから。