バスでメイン通りを移動し、TOTO本社へ。以前は青みがかったグレーの建物が歴史を感じさせていたけど、白いモダンな建築物が見えてきた。
四角く古びた建物ばかりならぶエリアに、曲線的でクリーンな、透明感のある建物が異様に目立つ。
1階はショールームで、2階がミュージアム。1フロアだけだから楽勝と思ってたけど、コンテンツがかなり多く、結構歩くことになる。
まだ建物のエントランスだけど、もうサインに引っかかってる。
水滴を表現した飾りが建物のあちこちにある。
TOTOミュージアムは、基本撮影がOK。動画だけは撮らないでね、と入り口で案内される。
日曜日とはいえ企業の展示だから、そこまでお客さんは多くないのではと想像していたが、観光の団体さんや、企業の研修、家族連れ、デート中のカップルなど、いろんな人が来ていた。
展示も便器を中心とした水回りをテーマに、その歴史と人々のくらしを想像させるような展示になっていて飽きない。
便器が大量に展示されている様子に圧倒される。便器での座り方の歴史、処理の歴史、タンク位置の歴史…など、いろんな切り口で見せてくれる。
ミュージアム内のトイレも綺麗。団体のおじさんたちが、はしゃいでてうるさかったけど、楽しそうで可愛かった。
TOTOミュージアムは、自分たちがやってきたことを軸に、テクノロジーと人々の暮らしの変化を紹介していたと思う。自分との関わりを感じることができたし、スタッフも訪問者に積極的にコミュニケーションしてくるし、オープンな雰囲気で、展示も楽しませようと工夫されていると感じた。知ってもらいたいんだな、という印象を受けた。
1フロアだけだったが、けっきょく1時間半くらいかかって、みんなヘトヘトに。ミュージアム内にカフェはないので、近くのショッピングセンターに移動して休憩。次はゼンリンミュージアムに向かう。
FLN lab フィールドワーク in 小倉