TOTOミュージアムを後にして、ゼンリンミュージアムのあるリバーウォークへ向かう。せっかくなので、10の橋と市立図書館のある、紫川沿いから勝山公園を通って移動する。
小倉城と市役所、リバーウォークが並ぶカオス状況なんだけど、なぜかなじんでる不思議な風景。
10の橋の中で、最も派手な太陽の橋。福田繁雄のデザインであることや、ひまわりの錯視、夏至になると彫刻の陰がひまわりになるしかけ、などは実は知らない市民が多い。彫刻は落書きされたり、祭りの日はロープが巻かれてしまったりする。
ゼンリンミュージアムに到着。14階にあるのだけど、複雑な順路でエレベーターを乗り継いでようやく到着。ちょっと建物全体がカビ臭く、喉が痛くなってきた。
いまいちようこそ感がない入り口。けっこう奥深くにあるので、あまり来て欲しくないのだろうか。TOTOに先に行ったもんだから、同じ企業ミュージアムでここまで違うもんかと、ついつい比較してしまう…
入り口には虫眼鏡が置いてある。これで地図を見てねということだろうか。面白いけど、案内をしてくれれるわけではない。勝手にどうぞ、といった感じ。この写真を撮っていたら、撮影は禁止だと注意された。え〜。やっぱり来て欲しくないのかも。
歴史的な価値のある地図が展示されているためか、会場の半分は薄暗く、視力が悪かったり、老眼だとほとんどなにも見えない。虫眼鏡もほとんど効果が無く、ケースに入ってる展示物は虫眼鏡の焦点が合わない距離なので、興味も半減。ただ虫眼鏡を出口まで運んでいるだけだった。
途中にある伊能忠敬が作った地図と、外の風景だけ撮影OKだった。他はほとんど地図だし、貴重なモノだから撮影禁止なのはわかるけど。もっと他にやり方はなかったのかな。そもそも人のコンテンツばかりだし、もっと自分たちのコンテンツで作れなかったんだろうか。お金を払って高価な資料を見せていただいてる、という気持ちになってくる。
コミュニケーションは注意だけだったし、クローズドな雰囲気で、高価な物を見せてもらっているという印象しか持たなかったな。
ゼンリンミュージアムから出て、お土産をもらいに行った(目当ての野帳はもう無くなっていた)あとは、ゲストと合流して交流会。彼女はメンバーの少し先輩にあたる。月曜日に思いついて急だったけど、ダメ元で誘ったら来てくれた。友人に教わったお店が閉まっていたので、他のお店も手配していただいた。みんな喜んでいました。ありがとうございます。2万歩くらい歩いてヘトヘトだったので写真を撮り忘れてしまった…
交流会を解散して、新幹線で博多へ、みなさんお疲れ様でした。
FLN lab フィールドワーク in 小倉