先週末に tenjin.web というコミュニティの「ui/0 Wii観察会」に参加させてもらった。機械(道具)と人間が接する部分である「ユーザーインターフェイス」について、特にインタラクションと呼ばれている「製品・サービスなどの振る舞い」とか、言語や技術だけでなく人の心理などに目を向けて分析・研究し学習していこうという勉強会で、今回はどんな風にこの勉強会を進めて行こうとか、こういった本を読んだらどうだろうとか、こういう事を意識して行きたいよねといった話。参加者全員でWiiを使いながら、その操作性や画面上での視覚表現、動き、視覚的な特殊効果について、意見などを出し合い賑やかで楽しい勉強会だった。
これはそのときに描いたメモ
プロダクトは「機能する」「確実である」「無難に使える」はもう当たり前で、使っていていかに「便利だ」と思わせたり「使ってて楽しい」と思わせたり「有意義だ」と感じさせることができるか。この部分は理屈だけでは生み出せないと思っている。これはアートディレクションにも通じるものがあって、感覚的にとらえて作るミクロな視点がグラフィックデザイナーの視点、そのあと論理的に整理して作るのがアートディレクションの視点なんだけど、それだけでは面白いものが作れない。最後にもう一度感覚的に見て面白いと捉えられるかが必要じゃないかと思う。
時々、インタラクションについて人前で話をさせてもらっているけれと、経験による話よりもいくつかの書籍などから整理した概要的な内容がほとんどで、なかなか技術検証なども行えないのがつらい。だけどこういう勉強会に参加できると、試す機会にもなるし人の意見も聞けるし良いなぁと感じた。出来れば今後も参加したいな。
誘ってくださってありがとうございました。
追記
Wiiのボタンを動画で撮影したビデオと、ボタンにカーソルを載せたときの部分をコマに分解してみた。こうやって分解すると、案外少ない枚数で動いてるなとか、大きさの変化に合わせて小さいアイコンが移動してるなとかがよくわかる。
先日はありがとうございました!
ぜひ、またご参加ください。
いろいろ教えていただけるとうれしいです。
それでは〜。
brazilさん、こちらこそ楽しかったです。
ありがとうございました。
また参加させていただきます。
何か役立ちそうなネタがあれば
もちろん提供させていただきます。
よろしくお願いします。