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通いたくなる場所のつくりかた

7月18日、「福岡のコミュニティマネージャーと考える、通いたくなる場所のつくりかた」というイベントに参加。

博多駅前のバスセンターから、大博通りの一本裏側の道を通って会場に向かう。この道を通るのは初めて。オフィスビルが多くて、バスもばんばん通ってる。

会場は、大博通り沿いにある、オフィス家具で知られてるオカムラさんのオフィスの中。

“WORK MILL” という「働く」をテーマにした活動という活動やっているらしく、その活動のための「Tie」という共創スペースで開催。最近は企業がこういうスペースを作るのが流行っているのかな。

ついついワークショップの会場として使えるかどうかを見てしまう…

視覚的に賑やか。

今日はトークセッションだけじゃなく、ワークショップも行われるらしい。ちょっと机が小さくないかな。

オカムラさんから活動と会場の説明があって、トークセッション始まり。登壇者は山下さん、脇山さん、野上さんの三名。トークセッション中の写真を取り忘れてしまった。

今回は時間が非常にタイトだった。トークセッション20分で質疑が10分ってw
ワークショプも40分か〜何するんだろう。

登壇者はシェアオフィスやコワーキングスペースでコミュニティマネージャーを担当されている方々。普段シェアオフィスなどで「通いたくなる」ようにするための工夫や、そのなかで気づいたことなどが語られた。

「通いたくなる場所」にするためにやっていることとして

  • 居心地のいい(物理的な気持ちの良さ。掃除するなど)場所にしておくことは基本
  • 運営者が無理せず、自然体でいられること
  • 利用者の持つ、表に出てこない魅力を引き出そうとする
    • 絵しりとりや、ルービックキューブなど(きっかけづくり?)
  • ランチ会(ランチだから発生するコミュニケーション)
  • ただ食べ飲みする場(仕事の話は持ち込まない)
  • 雑談が大事(雑談するには時間的な余裕が必要)
  • ルールを固めすぎると良くない(最初はずさんだと感じたが、場に合わせるのが大事だと気がついた)
  • 交流を求めていない人もいる。無理強いするとストレスを与える

これからコミュニティづくりをしたい人へのメッセージとして

  • しんどいのは良くない
  • 自分もユーザーになること
  • コミュニティはそこにいる人が自然体でいられる場所
  • 既存の考えに縛られないようにすること
  • 自ら楽しむこと

その後は質疑応答。
コワーキングを運営しているが、利用者からのクレームで『業界の枠を超えての交流がない』と言われて悩んでいるという方の質問が印象的だった。

登壇者の回答としては、利用者のことに興味を持ってコミュニケーションをとること、といった感じだった。デプスインタビューなどでもそうだけど、本当に「相手のことを知りたい」という気持ちで望まないと、うまく話を引き出せない。結果うまくデータが取れないからユーザーのことはわからない。また、業界の枠を超えないのは、その場に来る目的のなるテーマの範囲が狭いというのもありそうだなと思った。

質疑応答のあとはワークショップ。ワークシートが配布されていたが、今回は使わず…

「通いたくなるスペース」を思い浮かべながら、「通いたくなる理由」を付箋に書き出し、グループでディスカッションしましょう。というもの。

出不精な僕は「通いたくなるスペース」というのは思い当たらないので、「通いたくないな」と思う場所を想像して逆転することにした。「身内だけで盛り上がってる感がない」と「共通した話題がある」が出てきたところでタイムアップ。

次は出てきたデータをつかってディスカッションしましょうという時間。
しかし僕らのチームは、対話ではなくいきなり分類を始める。登壇者の山下さんが混ざってくれリードしてくれた。まずは「人/環境」という分け方を始めていたが、そこにうまく当てはまらないデータがあり「設備」というグループが追加された。

しかしそれにも属しそうにないカードがある。「安心できる」とか「気疲れしない」「尊重されてると感じる」といった、本人が感じていることだ。これらを「心理」というグループでまとめてはどうかと提案。するとこのグループに属したほうがしっくり来るものが多く、どんどん移動された。

このあたりから、いい感じで対話が行われるようになった。

そしてタイムアップ。
トークセッションでもよく出てきた「居心地の良さ」というワードだけど、居心地がよくなる理由というのは人によって異なるのではないだろうか。コーヒーの香りが理由になる人もいるだろうし、そこにいる人と気が合うのが原因である人もいると思う。

「居心地が良い」というのは、ここに現れた人や環境・設備、そして心理的な条件によって引き起こされる、1つ(あるいは2つ?)抽象度のレベル高く、中心に置かれるほうがいいと考え分けることにした。(中央には配置できなかったけど…)

各グループの発表。コワーキングを運営してる人、これからやろうとしてる人、学びの場を持っている人が多かったせいか、「学びがある」「刺激がある」「人とのつながりがある」といった意見が多かったように思う。

ワークが終わって交流タイム。コーヒーを頂きながら他の参加者の方々とも意見交換を行う。やはり何かワークをした後はこの時間が一番盛り上がりますね。

今回は「場づくり」といよりは「コミュニティマネージャー」やそれになろうとしてる人が多かったのかな。参加者もノウハウ的な話を期待してたのかもしれない。話の中心がそっちにフォーカスされているような感じを受けた。そういった方たちが、どういうのもをコミュニティと言ってるのか、や「コミュニティマネジメント」って何することなのかがわからなかったが、聞くことができなかった。

そういえば質疑応答で「コミュニティは30代がメインなのか?」という問いに、場が一瞬固まったのも気になった。コミュニティには意図的に属性の異なる人を連れてくることが必要だなと思った。